高齢化・介護・心のケア

介護の現場で30年携わり続けるシニアパートナーが語る


高齢者・介護…というキーワードから何が思い浮かびますか。

 

例えば…

・老後の不安

・介護はする方もされる方も大変そうだな

・認知症になったらどうしよう

・親の介護はしたくない

・親の面倒を見ることの複雑な思い

・介護の家族になったら自分の時間がなくなる

・ストレス

 

表面的なイメージを持たれた方は多いと思います。

では、実際はどうなのでしょうか。



●介護者(介護する人)からみた現状

 

自分を育ててもらった親を世話する大変さ

 

人は、高齢化とともに、何をするにも自分でできなくなる事が多くなってきます。

買い物・掃除や片付け・食事・排泄・爪切り…、ただ、認知症にならなければ、思考はクリアで、自分の考え、意思、やり方はしっかりと持っています。

 

介護者が、嫌々、雑に関わると、それは相手に伝わり、表情や言葉や態度で不快を表現します。

関わりすぎると、相手からイライラが返ってきます。

 

介護者は、介護だけが仕事ではないので、日々一つひとつ、ストレスを相当感じることになります。

 

放置すると、介護ネグレクトや暴力・虐待に発展することもあります。

 

最初は、親を大切に思い、一生懸命介護しようと思いますが、長期化していくと、上手くいかなくなることも増え、介護者の心の状態が不安定になると、過去の事まで思い出し、関係が悪化してしまいます。

また、介護者が自責に入り、もうこれ以上無理だと判断すると、親を殺して自分も自殺を図るという最悪の事態に発展することもあります。

 

それほど、誰かの介護をするということは、大変なことなのです。

●介護される人からみた現状

 

一方で、介護される高齢者の方は、どんな心理状態になっているのでしょうか。

 

・歳を取りたくてとったわけじゃない。

・子どもの世話にだけはなりたくない。

・オムツなんて、恥ずかしくてできるわけがない。

・お漏らししたことを、どうやって隠そうか。

 

身体が、思い通りに動かなくなる事の葛藤が生まれます。

自分さえ、居なければ家族に迷惑をかけずに済む。

黙っていよう、我慢しよう、言われた通りにしよう

早く天国から迎えに来てもらえないか

 

社会的な役割がなくなり、身体機能が低下し、活動量が減り、どんどん閉鎖的な発想になっていきます。

 

 

 

 

 



●家族内では…

 

お嫁さんは、嫌な事、言いたくない事は、夫に言ってもらうようになる事で、夫との関係性がギクシャクする

ご近所には、現状を話したくない

子どもは、親が活動している時のイメージが強く、その頃のように動けるように叱責する

孫は、おじいちゃん、おばあちゃんのことを、素朴な疑問として親に投げかける

できない事は、事前に知らせるように求めるが、親は知らせてくれない。

意思の疎通が図りづらく、双方が閉鎖的になる

 

これこそが、負のスパイラル状態で、介護の継続が難しくなり、悪化の道を辿っていくことになるのです。



●関係性の理想

 

1.存在価値を知る

2.尊厳を理解する

3.気持ちに寄り添いあい、感謝し合う

4.第三者の存在(外部の人)が、中和材となる重要パーソンの存在

5.ストレスとなる、感情を処理する

 

●どうすれば良いか

 

 



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